6月は気温とともに湿度も上がってきますので、少しの運動で汗をかきやすくなってくる時期なのですが、会社でパソコン に向かい頭や肩、目ばかりが熱を持って、足やお腹を動かさないでいるのでどうしても上に上に熱が上がってしまい、それが発散されずにこもってしまいがち。 梅雨時期に汗を上手に外に出す(=熱を体内にためすぎず外に出す)習慣をつけておくことは、夏本番の暑さをいつもより楽に乗り切り、熱中症を防ぐ事にもつ ながりますので、ぜひ梅雨時期、涼しい朝晩のうちに、お散歩や軽いジョギング、水分を取りながら自分の好きな運動を少し、をオススメします。
何を 隠そう私は運動はめっきりダメですので、毎年この時期はyogaの中でもアーサナの練習を少し増やすようにしています。運動をするのが難しければ、足首を回す だけでも足の血流を取り戻せますので、ぜひ机に座ったままでも、立っている時でも、ゆっくりと可動域を確認しながら回してみてください。
タイトルからだいぶ話がそれましたが、本題の東アフリカの布、『カンガ』です。6/30(火)~二階のギャラリーで 展示を予定していますが、それに先行して、1階の店舗にはすでに、色とりどりのカンガが並んでいます。夏に似合う、とても鮮やかな色です。特筆すべきは、一枚一枚に入ってい るスワヒリ語のメッセージ。これは、一枚一枚に全て違うメッセージが入っていて、タンザニアやケニアでは、この布を女性が旦那様へのプレゼントとして、
Rafiki mimi ni wako daim.
「私は貴方の永遠の同士」
と入った布を贈ったり、男性が求婚する際に神に誓うメッセージが入ったものを贈ったり、家族が誕生日に贈り合ったりと、なんだか素敵な風習があるのです。ちなみに私に巡ってきたカンガセイイングは、
Kila mja huzaliwa na fungu lake.
「すべての人は、それぞれ何かの役割のもと生まれるもの」
でした。
も
ちろんこの布を衣服として、東アフリカのご婦人方のように纏う事ができたら素敵なんですが、なかなかあんなカッコよく頭に巻いたり、ドレスにしたりできな
い、と思った私は、この素敵な布を広げてヨガマットを斜めに置き、クルクル巻いて端っこを簡単に縛り、写真のように肩に掛けてみました。軽いし畳めるし他の用
途にも使えるし、洗ってもすぐ乾くし、なんといってもヨガマットを2本まとめて持ち歩いたり、ウエアーも入れられちゃう、重宝っぷりです。
他にはどんな使い方や着方があるの?という方のために、今回の展示の主催、ポレポレオフィスさんからカンガの使い方の本も出ています。1階の店舗に置いていますので、水着としての着方!?などなど、ぜひご覧になってみてください。すごく楽しい本です。会期中の7/5(日)には、カンガ研究家の織本知英子さんによる、「カンガのお話と巻き方のレッスン」講座も開催されますので、そちらもお楽しみに。
それでは。
水分を取りながら少しの運動、汗を出して熱を発散、そしてカンガを巻いて、元気な夏をお過ごし下さい。